WORLD TRIP
33歳だった僕が全てを捨てて
旅に出た理由はただひとつ・・・。
出発の時点では、僕自身もその「何か」が何なのかわかりませんでした。
ただ、今の生活スタイルには、なんだか物足りなさを感じて・・・。
「そうだ!世界を見て知識を増やそう!」
「いま足りないモノが見つかるはずだ!」
この様な安易な考えでいたのです。
ひとまず、仮に人生設計をしてみると少し将来がリアルになると同時に今までとは心境が変わっていきました。
今から冒険をするのに希望より不安が大きく、何かに巻き込まれて死ぬかもしれない。
なんてネガティヴになり人生で初めて死について考える時間になりました。
おいお前、
死ぬ覚悟は出来てるか?
そう何度となく自分に問いかけてみました。
普段はそんな覚悟なんて常に無いものです。
見えない・知らないモノへの恐怖感にのまれ、やっぱり辞めておこうかとも正直考えました。
しかし、何かをしないと何も変わらない。
この言葉を胸に一歩を踏み出したのが2012年4月。
結果、何が見つかったのだろうかと興味はありませんか?
実は、出発前にイメージしていたものは何も見つかりませんでした。
「自分探しの旅なんていい響きに聞こえるけど
結局のところ弱虫が現実逃避の為にやるものでしょ」
と知人に言われたのを思い出します。
何も見つからなかったら結果は知人の言う通りかもしれません。
しかし帰国した瞬間、過去の記憶が走馬灯のように蘇り、旅に出る前とは明らかに何かが変わっていることに気づいたのです。
それは・・・
プライド
見栄
贅沢品
必要以上のお金
常識
昔の人脈
逆に
時間
英語
使命・ライフワーク
自由
真の人脈
最愛のパートナー
旅をする前の僕と比べて変わっていた「何か」とは、僕の中の価値観だったのです。
それはこれからの人生において、お金では買うことのできない本当に価値のあるものを手にしたも同然でした。
そこからの僕の快進撃!!←自画自賛
自分で言うな!とヤジが聞こえてきそうですが、このことに気づけたことで、過去の自分がバカだったなぁと痛感できる日々を過ごしていることは紛れもない事実です。
彼の言葉が脳裏を横切ります。